歯科医師も住職も同じ

院長あいさつ歯学部で6年間学んだあと、大学病院で2年間、経営から医科に関することまで開業のためのノウハウを幅広く学びました。また、臨床経験もたくさん積ませていただきました。人生経験を積むために、いずれは開業したいという思いがあったからです。同時に東京仏教学院に通い、仏教の勉強もしていました。そんな毎日を過ごす中で、ふと思ったのです。

もしかすると、住職も歯科医師も根本は一緒なのではないか。

住職は、仏教をとおして言葉で人々に安心を与えます。歯科医師は、診療をとおして技術や知識で人々に安心を与えます。どちらも人と接しなければ始まらない職業という意味では、ほとんど違いがないのです。そう考えついてから、私は歯科医師という仕事に改めて誇りと責任を感じるようになったのです。さらに仏教を学んだことで、私の目指す理想の歯科医療の形も見えてきました。

私が目指した理想とは、患者さんの生まれ持った体を損ないたくないと言う理由から、「できるだけ削らない、抜かない治療」です。

そして、ただ治療をするだけでなく、どうしてそうなったのかという原因を探ることで、患者さんの持つさまざまなトラブルや悩みなどにも目が行くようになりました。また、患者さんの生活に寄り添うようなアドバイスもできるようになりました。

このような経験を経て、私は生まれ故郷の本別町に戻り、平成元年に開業したのです。

まずは、お悩みをご相談ください

「入れ歯の調子がよくない」「歯ぐきの腫れや口臭が気になっている」など、お口の悩みはありませんか?治療に関する疑問・不安、治療内容について、まずはお気軽にご相談ください。