当院の咬み合わせ治療では、シロナソアナライザー(咀嚼機能測定器)や、顎の位置を計るフェースボウトランスファーを使って、患者さんの咬み合わせを測定します。そのデータに合わせて咀しゃく運動を行い、正しい位置で咬み合わせができるようにお口の筋肉を鍛えます。
詰め物、被せ物、義歯などが原因の場合は、削ったり調整したりといった治療で、咬み合わせの高さを揃えます。痛みなどがある場合には、同時に痛みを取り除く治療も進めます。また、日常の生活習慣や毎日の食事が不安定な咬み合わせの原因になっていることもあるので、生活習慣のアドバイスも行っています。
シロナソアナライザー
全身の健康は、咬み合わせのバランスに左右されることが多いのです。肩こり・腰痛・頭痛・めまい・生理痛などの症状も視野に入れた治療を行います。顎関節症の場合には、実際にガムを咬んでいるときのあごの動きをデジタル化し、診断に使います。
咬み合わせの治療は、従来の咬み合わせ理論では足りないことがわかっています。この測定器を使うことによって、劇的に診断精度が上がります。この方法を使って治療を行えば、歯周病の予防にも役立ちます。
フェースボウトランスファー
その人のあごや顔の大きさを計測することで、より精密な咬み合わせの調整をすることができます。それほど精密な調整が、顎関節症等の治療には必要です。また、当院の入れ歯が安定しているのは、この理論と方法を応用しているためです。