インプラント治療が失敗する原因は、ほとんどが細菌の感染です。手術のときに細菌が入り込んでしまうと、せっかく埋め込んだインプラントが骨と結合しなかったり、傷口が膿んでしまったりといったことが起こります。インプラント手術が成功するかどうかは、滅菌対策にかかっているといっても過言ではありません。
殺菌と使い捨ての徹底
当院では、コップや手袋などはすべて使い捨てのものを使用しています。使い捨てができない手術器具は、事前にすべて滅菌し、手術直前まで無菌状態で管理しています。
また患者さんには、インプラント手術の前に殺菌水でうがいをしていただき、お口の中の細菌をできる限り減らすようにしています。こういった徹底した滅菌対策をとることで、インプラント手術の成功率は高くなるのです。